革新的な美粒の高圧乳化分散、グラフェン、カーボンナノチューブ、セルロースナノファイバー、挙動は同じです。

革命的なスケールアッププロセス

革命的なスケールアッププロセス

あくまで、美流条件下としての場合(従来の乱流下で処理する場合は、下記の事例は、当たらない)
粒度分布(50%平均粒子径、標準偏差)を支配するのは、
(1)圧力
(2)径(美粒システムを構成する最少径)
(3)分散剤/油との比率(乳化の場合)
(4)パス回数。
(5)前処理のクオリティ

である。
その前提となるのが、その処方に応じた美流条件というのがつく。従来のプロセスのように、出たとこ勝負では、どのような因果関係があろうとも、すべてが、ノイズにかき消されてしまうので、スケールアップは困難になる。あくまで、経験則、出たとこ勝負のスケールアップでしかないからである。

従来の装置で、150Mpa、10パスだったとしよう。美粒システムを使用したら、120Mpaでやったら、2パスでできたとしよう、また、条件をかえたら、75Mpaで4パスでできたとしよう、どちらを選ぶべきか、それは、まちがいなく、圧力が低い方を選ぶべきなのである。美粒システムで、150Mpaで1パスでできたとしよう、同じ処方で、75MPaなら、3パスでできたとしよう、どちらを選ぶべきか、これも、基本的には圧力が低い方を選ぶべきなのである。75Mpaと150Mpaは、圧力が倍である。しかし、実際には、対数的に、消耗度がかわってくるのである。圧力容器の仕様や設備のコストやメインテナンスコストにも跳ね返ってくる。

φ30mmのプランジャー用のシリンダーの厚みも、150Mpaでは、厚みが最低20mm必要である。75Mpaなら、6.6mmでいいのである。

乱れの因子での分布でのばらつきσ1は、美流条件下での同一圧力下での径の差による分布のばらつきσ2よりも大きい。

だから、乱れの因子を抑圧したら、0.09のノズルでの結果でスケールアップしたいなら、0.09ノズルXN数になる。

乱れの因子を抑圧しなければ、0.09のノズルの結果と0.25ノズルの結果の差は、乱れの因子でのばらつきの範囲の中にはいるので、同じだと判断される。これが、過去アメリカでもヨーロッパでも日本でも、高圧乳化装置のスケールアップ理論として、成立している根拠である。もちろん、乱れの因子を抑圧する必要がないと判断すれば、既存のままでもいいと言う事になる。

美粒のスケールアップは、簡単である。


基本的に、BERYU MINIで結果の出たもののN数でしかない。ある圧力、一本、200cc/分で、満足のでる結果がでた。もし、2000cc/分、ほしければ、大きいポンプに、ラインを10本つけるしかない。もちろん、ラインを5本になるような美粒モジュールをつくることは可能である。そして、圧力をあげてあげれば、同じ結果になるかもしれない。繰り返す、圧力を上げることは、それだけ、リスクを上げることなのである。ひとつの目安が、75Mpa、次の目安が100Mpaである。

どれだけ、革新的なものを、やすくつくるか、いいものでも、それが高ければ、市場に普及などしない。研究者や開発者の自己満足で終わってしまう。世の中を変えるには、安く、どれだけ、普及できる要素をもっているかである。それも、知的財産物を作る上での重要な要素である。

V2グラフェン用参考図面

上記にあるのが、超廉価版のグラフェン製造設備である。水系で黒鉛を剥離させてもいいし、NMPで黒鉛を剥離させてもかまわない(防爆仕様)、これは、美粒が独自で開発したグラフェン専用美粒モジュールを、並列的にならべたものである。世界一、安いプロセスだと自慢できる。

重要な事は、

BERYU MINI やBERYU MINI LOW で、1 ラインでの美粒システムの最適条件を探すことである。結果に対して、ベストな条件が決まるはずである。美粒の企業としての付加価値は、今後、商品開発のサポートという形で、出てくるはずである。美粒は、美粒システムに対して、全体を俯瞰できる立場にあり、企業は、美粒システムに関していえば、一部の特化したものしか、見れる立場でしかない。そこに、WIN-WINの関係が成り立つはずである。本当の意味でのシステムサポートが、ここに、成立するはずである。

BERYU MINI に対して、BERYU MINI LOW とBERYU CHIBIは、前処理の関係にある。BERYU MINI LOW に対して、BERYU CHIBIは、前処理の関係にある。

粒度分布を支配する因子(このトップ)の6番目、前処理のクオリティこそ、一番大切なものとなる。物を入れた時、その時、どういう風なインターラクションを掛けたかで、結果がすでに、決まっているといってもいい。

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